4月1日(水)はアメリカ・ワシントン在住のフラワーレポーター、三宮千賀子さんからの報告です!
ワシントンは春真っ盛り。
アメリカは春の訪れもダイナミックにやってきます。
ワシントンDC郊外には、春を感じる豊かな自然があふれています。
庭の草木も一気に咲いて、特に赤や白、ピンクのアザレア(日本のツツジが改良されたもので、この時期に美しく咲きます)の光景は見事です。
そして、ワシントンには、桜祭りで有名なポトマックの桜とは別に、知る人ぞ知る、
桜スポットがあります。
それがワシントンDCに隣接するメリーランド州にある、ケンウッドという高級住宅街。
ここは地区の条例で一軒につき必ず一本は桜の木を植えなければならないと決まっています。
どの家も美しい桜の木を持っていて、日本の名所に並ぶ見事なスポットです。
ただ、アメリカでは公共の場でアルコールを飲むことは禁止されているので、
ゴザを引いてお花見という光景はありえません。せいぜい、レモネードかホットドッグを食べる程度。
これは私としては非常に残念だったりもします。
また、日本人が桜を愛でるように、アメリカでとても親しまれている花はハナミズキです。
隣接するバージニア州の州の花でもあるハナミズキは、
この季節から夏にかけて白やピンクに美しく色づきます。
さて、我が家は、ホワイトハウスまで車で約20分の場所にありますが、
野生のシカやキツネ、うさぎが多く出没します。
そのホワイトハウスでは、毎年イースター恒例のエッグロールというイベントが行われることになっています。
これはチケットをゲットした人がホワイトハウスに招待され、
「兎の卵ころがし」などのゲームを楽しむ、というものです。
2年前には並んでチケットを入手して参加できたのですが、
今年はホストがオバマなので、数日前から並んでも、難しいかもしれません。
今年のイベント開催日は4月13日ですが、チケットの発売日は未定のようです。