11月4日(火)お手軽シリーズ!今回はおみそ!

このコーナーでは、『家族』をキーワードに
様々な家族にまつわるトピックをとりあげていきます。

今日は、先週に引き続き、成美堂出版から発売されている、
『おいしい 漬けもの と 手作りみそ』の著者、
フードコーディネーターの村井りんごサンに、
手作りおみそのお話を伺いました!

●材料●
お味噌の材料は3種類。大豆、麹、塩のみ。

●作り方●

①作る前日に大豆を水で戻します。(約倍の大きさ)

②その大豆をたっぷりの水で灰汁を取りながら軟らかくなるまで煮る。
量にも寄るが3時間から4時間。大豆の硬さの目安は、
薬指と親指でつまんで柔らかく潰れる程度。

③大豆が茹ったら熱いうちに潰す。
潰し方は、厚手のビニールに入れて、タオルなどで包んで、
手や足で潰すのが簡単。

④大豆を煮ている間に、塩と麹を混ぜて、塩きり麹を作っておく。

⑤潰した大豆を大きな鍋などに入れて、そこに塩きり麹を混ぜていく。
この時にポロポロするので、大豆を茹でた茹で汁を残しておいて、
その茹で汁を加えながら出来上がりの想定の硬さにする。
混ざったら、野球ボールくらいの味噌玉を空気を抜きながら作る。

⑥保存容器の中にそれを投げ入れます。(空気が入らないように)
入れ物は、サビなどに強いホーローやバッド、
100円ショップに売っているタッパーでも可。
表面は、空気が入らないようにラップをピッタリ被せる。

※保存容器に詰めた味噌は、冷暗所に置いて下さい。
 (冷蔵庫の中では、発酵が止まっちゃうので、部屋の中の涼しい場所に。
  だから、今の時期に作るのがベスト。)
  もし、カビが出てきたら、慌てず騒がずその部分をスプーンなどで削って、
  削った場所を焼酎などで拭いておけば大丈夫です。

●材料のおさらい●
今回、材料の分量ですが、先週を上回って簡単。
基本の米こうじ味噌は、
大豆、米こうじ、塩の割合が、1:1:1/2です。
この米こうじ を 玄米こうじ にしたり大麦こうじ にしたりで、
違う味噌も作れますし、保存しておく時間や、
作る人によっても味が変わってくるそうです。

村井先生は、お味噌をお味噌として使わなくてもいいじゃない?
ということで、『おいしい 漬けもの と 手作りみそ』に載ってるんですが、
味噌ドレッシングや、みそマヨなど、色々なものと混ぜてみても絶品だそうですよ。

お味噌づくりには絶好の季節です!
この機会に、皆さんも手作り味噌を作ってみてはいかがですか?

もっと詳しいことが知りたい方は…
村井リンゴさん著、『おいしい 漬けもの と 手作りみそ』は
成美堂出版から発売中ですので、御覧下さいね!!