JAPAN FM NETWORK


創刊0号
  國松孝次(前スイス大使)、警察庁長官時代のことだった、暴漢に銃弾を3発撃ち込まれ、「救急車に運び込まれてから、意識が混濁してくるものの、救急隊員や家族が『もう少しで病院に着くから』とか『しっかりして!』とか、懸命に励ましてくれるので、それにも答えなきゃならんし・・・・」と。え? かかる異常事態の最中に、なんとも律儀すぎるというか超気配りの國松さんであった。ちなみに、この事件、いまだに未解決!瀬戸内寂聴「私はその昔“不倫のはしり”などもしておりまして、世間からとても自由奔放な人間と思われておりますが、実は出家してからのほうが開放されて自由なんです」今の日本の良いところは? の問いに「まったく良いところなんか無いわよ。ほんとひどい国になってしまった…」と。このあと<切に生きる>と書をしたためてくださった。全作品を展示した作品展『森羅万象』を開催した横尾忠則、「昔の作品を見ると、ついつい筆を足したくなるんです。昨日描きあがった作品でもそうなの」横尾さんの溢れるイマジネーションは尽きることがない。国連世界食糧計画日本事務所長・玉村美保子、世界の食糧危機の現状を問われて「仕事においての私の夢は、私の仕事がなくなることです。世界の飢餓を解消するための仕事は、本来、あるべき仕事ではないのです」筑波大学名誉教授 村上和雄『生命の暗号』著者。遺伝子の不思議について「遺伝子は、分からないことだらけです。でも、ひとつハッキリしているのは、<笑い>がヒトの遺伝子に良い作用をもたらすということ。<笑う角には福来たる>というのは、ホントなんです」プランニング・プロデューサー・手塚るみ子「2003年4月7日は鉄腕アトムの誕生日でしたけど、特にお祝らしいお祝というのはしなかったですね、私なりの立場で“環境を大切に”という呼び掛けをしています。それは父・手塚治虫がマンガに託した、大きなテーマでもあると思うんですけど」ポール・スミス「ファッションを楽しむコツは、自分と向かい合うことです。自分が本当は何を着たいのか、そして自分はどんな人間なのか、それがあなたのファッションを生んでくれるはずです」直木賞作家・読み聞かせ隊隊長・志茂田景樹「三年前に還暦を迎え、僕は今三歳です。新しい気持ちで、全国の子供達に、物語(自作の絵本)の読み聞かせをやっています」芥川賞作家・池澤夏樹、戦火近づくイラクを旅して「バグダットで僕はたくさんの子供たちと出会いました。戦争は決して、誌面やブラウン管の中だけのものではなく、この子達が実際に血を流し、命を落とすことなんです。正義の戦争なんて有るわけが無い!」と断言する。あの<不肖・宮嶋>ことカメラマンの宮嶋茂樹、イラク戦争取材中のこと、「死んでもカメラを放さないとカッコいいことを言い放っていたのですが、米軍の総攻撃開始4時間後、はじめは遠くに見えていた爆撃が、段々とホテルに近づいてきて、ついに隣のビルのわき腹に! トマホークが打ち込まれ、ホテルの窓ガラスが全部吹き飛んだ。不肖・宮嶋、なさけないことにカメラを投げ出し無我夢中で防空壕に逃げてしまいました」スーパー歌舞伎・市川猿之助一門の市川猿弥「俺、歌うのが好きでさ、本当は歌手になりたかったんだ。ところが紹介されて訪ねた先が市川猿之助。あれで俺の人生、変わっちゃったんだよなあ…」科学ライター・金子隆一「カーボンナノチューブの開発がもっと進めば、エレベーターで行く宇宙旅行は“可能”です。しかも降りる時にエネルギーを蓄えて、また上昇するわけだから、料金も格安で設定できるはずです」華道家・假屋崎省吾「花を飾るときは、一花一葉(いっかいちよう)を心掛けてください。そうすればビギナーでも、上手に花を活けているように見えます」と教示そして、全国各地から匠のこだわりも発信中!「時間が動かない旅籠ですね」岐阜県創業400年大黒屋15代女将酒井房子「竿を見れば誰が作ったかすぐわかりますよ」山形県鶴岡市庄内竿職人
常盤敬一「桃太郎は実在したんです」岡山県立美術館顧問神野力「島津に暗君なし」鹿児島県加治島津家13代当主
島津義秀「地面を踏みしめて地球を感じましょう」三重県世界遺産登録熊野古道『語りべ』谷口昌宏 TOP
 
  5/5  
 
瀬戸内寂聴 村上和雄 宮嶋茂樹
BACK  
COPYRIGHT (c) 2004 JAPAN FM NETWORK All Rights Reserved.
HOME BACK