PROGRAM  No.2017-013  03/30〜04/03  ON AIR
写真:坂崎幸之助 ←クリック 『坂番洋楽データファイル(略してSYDF)』
第135回
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今回のSYDFは「ハ」で始まるアーティスト特集の3回目。
ラインナップは・・・

『パッツィー・クライン(Patsy Cline)』
★1932年9月8日、アメリカ・バージニア州ウィンチェスター生まれ。
子供の頃から母親と一緒に教会で歌い、譜面は読めないながらも絶対音階の持ち主で、独学で歌を学び、15歳の時ラジオで歌ったことをキッカケにプロとしての活動をスタート。
1955年カントリー歌手としてレコードデビュー。
当時では珍しいカントリーとポップミュージックとの境目をなくし次々にシングルヒットを放っていきます。
 ♪クレイジー(Crazy)
  *1961年・全米チャート9位まで上昇
★この大ヒットから2年後、人気絶頂だった1963年3月5日プライベート航空機の事故により30歳という若さで亡くなっています。

『バッド・イングリッシュ(Bad English)』
★1988年【ベイビーズ】のジョン・ウェイト(Vo)とリッキー・フィリップス(B)、活動を停止していた【ジャーニー】のニール・ショーン(G)とジョナサン・ケイン(Kd)、 それに ニール・ショーンのソロアルバムに参加していたディーン・カストロノヴォ(Ds)で結成された5人組。
デビュー当時はスーパーグループ的な扱いで大いに話題に。
1stアルバム『バッド・イングリッシュ(Bad English) 』からの2ndシングルは大ヒット!
 ♪ホエン・アイ・シー・ユー・スマイル(When I See You Smile)
  *1989年・全米チャート1位。
★この後、ジョン・ウェイトの歌唱力と、ジョナサン・ケインの作曲能力の高さばかり評価されたことにニール・ショーンの不満がつのりグループには不協和音が。
1991年2ndアルバム『バックラッシュ(Backlash)』のリリースの後、解散しています。

『バッド・カンパニー(Bad Company)』
★1973年、イギリスで元【フリー】のポール・ロジャース(Vo)とサイモン・カーク(Ds)、元【モット・ザ・フープル】のミック・ラルフス(G)、元【キング・クリムゾン】 のボズ・バレル(B) が結成。
翌1974年【レッド・ツェッペリン】が設立したスワンソング・レコードからデビュー。
1stアルバム『バッド・カンパニー』は本国・イギリスで3位。全米では1位を獲得。
 ♪キャント・ゲット・イナッフ(Can't Get Enough)
  *1stアルバムからのシングル曲。
  *1974年・全米チャート5位。
★アメリカだけで500万枚以上、全世界では1,200万枚以上のセールスを記録したデビューアルバムに続き、翌1975年の2ndアルバム『ストレート・シューター(Straight Shooter)』 も全英・全米アルバムチャート共に3位と大ヒット。
 ♪フィール・ライク・メイキン・ラヴ(Feel Like Makin' Love)
  *1975年・全米チャート10位を記録。
★1982年、中心人物のポール・ロジャースが脱退。その後もメンバーチェンジを繰り返しつつ活動。
1998年からは、オリジナルメンバーでの再結成を果たしライヴアルバムを発表しています。

『バッドフィンガー(Badfinger)』
★1961年、イギリス・ウェールズ・スウォンジーで結成された【パンサーズ】が、その後グループ名を【アイヴィーズ(The Iveys)】と変え、 1968年アップル・レコードから「メイビー・トゥモロウ」でデビュー。
オランダではヒットを記録したものの本国イギリスではチャートインせず、アメリカでも67位止まり。
その影響もあって、当時デビューアルバム『メイビー・トゥモロウ』はイタリア、西ドイツ、日本のみで発売。
そこでレコード会社は、リンゴ・スターが出演する映画『マジック・クリスチャン』の主題歌をポール・マッカートニーに依頼し【アイヴィーズ】に歌わせることに。
この再出発のため、グループ名を【バッドフィンガー】と改名。
 ♪マジック・クリスチャンのテーマ(Come And Get It)
  *1970年・全米チャート7位。(作詞・作曲・プロデュース/ポール・マッカートニー)
 ♪嵐の恋(No Matter What)
  *1970年の秋にリリースされた2枚目のシングル曲。
  *1970年・全米チャート8位を記録。(メンバーのピート・ハム作)
★「嵐の恋」を含む2ndアルバム『ノー・ダイス(No Dice) 』には、1972年にニルソンがカバーして、全米1位に送り込んだ、ピート・ハム と トム・エバンス共作の 「ウィズアウト・ユー」が収録されています。
 ♪ウィズアウト・ユー(Without You)
  *シングル化されてませんが、日本盤のみシングル「明日の風(Carry On Till Tomorrow)」のB面に収録。
  *歌の導入部をピート・ハム、サビをトム・エバンスと、それぞれが作った部分のボーカルをとっています。
 ♪デイ・アフター・デイ(Day After Day)
  *1971年リリースの3rdアルバム『ストレート・アップ』からのシングル。
  *1972年・全米チャート4位を記録。
  *ピート・ハム作、ジョージ・ハリスンがプロデュース&スライドギターで参加。
★このヒットから3年後の1975年、ピート・ハムが、8年後の1983年にトム・エバンスが自殺。
バッドフィンガーの歴史に終止符が打たれました。