PROGRAM  No.2014-015  04/10〜04/14  ON AIR
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今回のSYDFは「ス」ではじまるアーティスト特集の11回目。
ラインナップは・・・・

『スリー・ディグリーズ(The Three Degrees)』
★1963年、アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアで結成された3人組の女性ソウルグループ。
1964年、レコードデビューしたものの、全く売れない状況が10年!
しかし1974年、あるTV番組の主題歌に抜擢されたところ、いきなりの全米1位を獲得!
それが、日本でも一世を風靡したTV番組[ソウル・トレイン]のテーマソングでした。
ちなみに、その前年(1973年)日本では彼女たちのレコード会社移籍第1弾のシングル曲が大ヒットしています。
  ♪荒野のならず者(Dirty Ol' Man)
   *全米R&Bチャートで58位どまりだったものの
     オランダをはじめヨーロッパ、日本で大ヒットを記録。

★その後、[ソウル・トレインのテーマ]が全米ナンバーワン・ヒットとなり、それに続いて、こちらの大ヒットが生まれています。
  ♪天使のささやき(When Will I See You Again)
   *1974年、全米2位を記録。
★この「天使のささやき」のあと、本国アメリカではヒットが出なくなりますが、日本での人気は凄いもので、 何度も来日公演を行なっています。
そして1974年に来日した時にレコーディングしたのが作詞/松本隆、作曲/細野晴臣の「ミッドナイト・トレイン」。
そして、シングルとなった作詞/安井かずみ、作曲/筒美京平の曲もヒット!
  ♪にがい涙(Nigai Namida)
   *もちろん、日本でのみのシングル。

『スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)』
★1967年、ダニー・ハットンを中心に、チャック・ネグロン、コリー・ウェルズという3人のボーカリストをフロントに、 そのバックメンバー4人をオーディションで選んで結成。
グループ名は、北アメリカの先住民が冬の寒さをしのぶための言葉で、スゴイ寒さの夜をたとえて「(とても一匹では足りない) 三匹の犬が必要な夜」というところから由来。
セールスポイントとなる、フロント3人のボーカル中心のグループにふさわしいということで、付けられたそうです。
  ♪イッツ・フォー・ユー(It's For You)
   *1969年発表のデビューアルバムに収録。
     リードはダニー、チャック、コリーの3人。
   *この曲、作詞・作曲が「レノン/マッカートニー」。
  ♪ママ・トールド・ミー(Mama Told Me)
   *1970年リリース、ランディ・ニューマンの曲をカバー。
     初の全米ナンバーワンに輝いています。
     リードはコリー・ウェルズ。
  ♪喜びの世界(Joy To The World)
   *1971年、全米1位を6週連続で記録。
     リードはチャック・ネグロン。
  ♪ブラック&ホワイト(Black & White)
   *1972年、全米1位。リードはダニー・ハットン。
  ♪オールド・ファッション・ラヴ・ソング(An Old Fashioned Love Song)
   *シンガーソングライターのポール・ウィリアムズの作品
   *1971年、全米4位。
  ♪ザ・ショー・マスト・ゴー・オン(The Show Must Go On)
   *1974年、全米4位。リードはチャック・ネグロン。
   *当時、まだ無名だったレオ・セイヤーの曲をカバー。
★デビューから約6年の間に全米トップ40シングルが21曲、全米ナンバーワンが3曲というスリー・ドッグ・ナイト。
多くのロックグループと彼らの違いは、ほとんどのヒットが自分たちが作ったオリジナルではなく、当時の隠れた名曲や、 才能はあるがあまり世の中に認められてないアーティストたちの曲のカバー。
その選曲のルールは「1人の選曲に、他の2人が同意すれば、その選曲者がリードボーカル兼プロデューサーとしてレコーディングする」というものだったそうです。