「こんなにでっかい漢になるとはなぁ…」
感慨深げにサンドウィッチマン・伊達みきおが飴色になったロシア製の革製のソファーに座りバーボンをあおりながらこうつぶやいた。
この「漢の物語」は2009年12月9日まで遡る…
「漢カルタ!!」…これぞ漢の中の漢!と思うような、痺れるフレーズの入ったカルタをみんなで考え作成してみよう!ちなみに今回募集するのは「あ」です!
伊達みきおの口から募集がかけられ…
「漢カルタ、あ!!」…富澤たけしがこう叫んだとき…この長い漢道はスタートした。
回を追うごとにメールの枚数は増え始め、たった10分間のこのコーナーの為だけに毎週1000通を超える「魂」のメールが届くようになる…
2010年11月3日の「漢カルタ~ファーストシーズン・最終回」までにコーナーに届いたメールは延べ50,000通を超えるまでになっていた
読み手である富澤はスタジオに来ると、英国製のコートを脱ぎながら開口一番、
いつもこう言う。
「今週のアイツは?」
作家が答える。
「上々です。」
「そりゃ、楽しみだ。」
富澤はサングラス越しにメールに目を通した。
50,000通を超えるリスナーの「魂」がぶつかりあった「漢カルタ」。
この「魂」が今、46枚の本物のカルタに…いや46人の漢になる。