カーボンオフセットとは、個人や企業から排出されるCO2をオフセット(相殺)し、地球環境的には中立(ニュートラル)状態に戻すという考え方です。
今、我々日本人は平均して、約10トンの二酸化炭素を排出している計算になります。 自家用車、出張で使う飛行機、電力消費などが主なCO2排出のソースですが、これは世界平均の約二倍の量です。
今後は、自主的に二酸化炭素排出分を意識して、抑制することが個人にも求められています。
オフセットする方法には、植林や排出権、グリーンエネルギーなどの使用があります。特に、京都議定書の第一次実行期間が2008年から始まった日本では、その削減量に算入することができる排出権とのオフセットに注目が集まっています。
既に、製造過程や流通過程で排出するCO2をオフセットした製品やサービス、機材の運搬や電力使用や、観客の交通手段を計算し、オフセットしたコンサートやイベントなど、様々なカーボンオフセットへの取り組みが数多く実施されています。
特に、ロハス層やグリーンコンシューマーのライフスタイルの一貫として、カーボンニュートラルな暮らしが始まりつつあります。
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