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7月17日(火)のフラワーレポーターはブルンジ共和国にお住まいの宮下明子さんです!

◆「ブルンジ共和国」は、どんな国?


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ブルンジは、タンザニア、ルワンダ、コンゴ民主共和国に囲まれた、アフリカ大陸の中部に位置していまして、四国の1.5倍ほどの小さな国に、約900万人もの人が住んでいます(アフリカでの平均の10倍もの人口密度です。ちなみにブルンジはアフリカ大陸の地図ですと、国が小さすぎて探すのに一苦労です)。
独立後内戦を経験しており、今でも反政府勢力との争いがあったりと完全に平和な国とは言えない状況ではありますが、実際に来てみると、バナナやコーヒー、茶畑が広がり、自然は豊かで、人も穏やかな美しい国という印象です。


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ブルンジの首都、ブジュンブラという人口80万人ほどの小さな街に住んでいます。首都とはいえ、町の中心部は歩いてまわれるくらいのこじんまりとした町です。アフリカで一番深い湖のタンガニカ湖畔にあって、周囲には田んぼや畑が広がり、湖畔ではカバもときどきくつろいでいます。標高800メートルくらいのところなので、一年中暑すぎず涼しすぎずといった快適な気候です。

◆なぜ、宮下さんはブルンジに行くことになったんでしょうか?


西アフリカのセネガルで2年間青年海外協力隊として活動したのですが、そこでの経験からアフリカの特に農村地域の発展に関わっていきたいという希望を持っていました。その後、JICAの本部で東アフリカの農村開発に関わる業務経験を経て、今回ブルンジのJICA事務「JICAブルンジフィールド事務所」で企画調査員の
お仕事をされてるそうですが、具体的には、どんなことをされてるんでしょう? 


JICAのブルンジフィールド事務所で企画調査員というポストについています。保健・教育や農村開発分野の担当でして、貧困の状態にある農村地域の人たちの生活向上のための事業や、母子保健の向上のためのプロジェクトの立ち上げや実施をサポートをしています。現場を訪ねて村の人たちに直接現状を聞くこともありますが、主には政府の行政官と会って、事業の内容を話し合ったりしています。


◆ブルンジで仕事をする魅力は、どんなところでしょう?


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もちろん穏やかな気候や緑が豊かなところ、通勤ラッシュとは無縁の生活なども魅力的ですが、日本人に少し似た控えめで真面目に取り組もうとするブルンジ人と仕事を一緒にできるのが一番の魅力かと思っています。