アイルランドは、“妖精の国”としても知られていますよね。
アイルランドには、数多くの妖精がいるようで、
とても不思議で、魅力的な国ですね。
今日は、そんなアイルランドにお住まいになって、およそ6年半。
現地で、旅行会社「ユーツアーズ」のツアー・コーディネーターをやってらっしゃる
「嶋口 真理子」さんにお話を伺います。
Qゴールウェイというのは、どんな街でしょう?
⇒ゴールウェイは、アイルランドに西海岸にあります(ダブリンは東側)。
土地がやせていて、クロムウェルの時代にアイルランド人が西へ西へ追いやられたために、
現在でもアイルランド人本来の言葉である「アイルランド語」が周辺の地域にまだ残っています。
Qアイルランドは「妖精の国」とも言われますが、なぜ、そう呼ばれるようになったんでしょうか?
妖精の話が沢山あるんですが、日常の生活の中に身近な存在なんですね。
アイルランドは自然が豊かなんですが、森や、湖や谷なんどを見ているとあたかも妖精が出てくるような雰囲気もあります。
Qたとえば、有名な妖精には、どんな妖精がいますか?
小さい人たち、丘の住人ということで呼ばれています。
一番有名な妖精というと・・・。
レプラコーンです。
見た目はヒゲが生えたおじさんの妖精。
職業は靴職人で、金貨を靴に隠しているという話です。
頭のいい妖精で、捕まえるとお金持ちになれると言われています。
虹のふもとに金貨を入れた坪を隠しているという話があります。
私はまだ出逢ったことはないですが、妖精の砦という場所で気配などを感じたことはあります。
Q「妖精に注意」という道路標識があると聞いたことがありますが・・・
そうですね。
アイルランドも南西に位置するケリーケンというところにあります。
Q「ティル・ナ・ノグ」という不思議な昔話もあるそうですが、これは、どんなお話でしょう?
⇒アイルランドの昔話 ティル・ナ・ノグについて
浦島太郎とちょっと似ていて、遠い西のアイルランドにも似たような話があるということが興味深いです。
やはり、海の中の不老不死の国に行きますが、帰ってきて老人になってしまいます。
Q3月17日は、「聖パトリックデイ」という記念日だそうですが、これは、どんな日でしょう?
Qでは、最後に、(アイルランド)に行った時に、会話に花が咲くような「役に立つ一言」を教えていただけますか?
(役に立つ一言)
⇒スローンチャ!(アイルランド語で「乾杯」の意味)
アイルランド語のありがとうはちょっと難しいので(ガロモハガットゥ)、やっぱりギネスの国なのでスローンチャで。