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9月13日(火)のフラワーレポーターは台湾・台北にお住まいになって11年。現地でフリーライターをされている石野真理さんです!

台北 中秋節 毎年旧暦8月15日、太陽暦では9月中旬頃~10月初旬頃。
2011年は9月12日。


日本のお月見のようなもので、家族がそろって月餅を食べたり、バーベキュー(台湾など)をしたりする。春節、端午節と並ぶ、「三大節」のひとつ。


中国本土、台湾、韓国では中秋節(zh:中秋节)として盛大に祝う。中秋節は祝日となっている。中国では当日、月餅を食べながら月を観る慣習 があったが、近年は月餅はひと月以上前から知人に配るようになったため、中秋当日までに月餅は食べ飽きてしまい、中秋当日には売れ残りを恐れて安売りされるという現象も起きている。台湾などでは、当日屋外でバーベキューをするなどの別の楽しみ方が増えている。 韓国では秋夕とその前日と翌日が公休日となるため、多くの企業、施設も休みとなり、帰省する者も多い。


◆中秋節の風物詩はBBQ カオロウ バーベキュー。


日頃は離れて暮らす家族が集い、食事をしながら過ごす。人数が少なければ友人や近隣の人にも声をかけて、わいわいやる。
→夕方から深夜まで。
→屋外、ベランダ、屋上、時には道ばたで行なっていることが多い。中秋節の夜は、町全体が煙っぽくなる。
→日本人と違い、アルコールの重要度は高くない。歌を唄ったりすることはなく、ひたすら食べる
→肉類を基本に魚や貝、野菜など。肉類は豚をメインに鶏肉なども。
→肉は基本的にタレに漬けておいたものを焼く。野菜などは際だって個性的なネタは見られない。
→原住民族の人々はきょんの肉やイノシシ、野鼠の肉もBBQする。


◆中秋節とは?


大晦日、お盆、中秋節は台湾の三大重要日と思われている。大晦日は勿論家族団らんの日で、お盆は先祖を追悼する日。どれも一家団らんの日であるが、中秋節はやはり特別な意味を持っている。
日本のお盆とか アメリカの感謝祭みたいな、遠くに散っている 家族が帰省してくる、家族再会の日。野外でBBQを楽しみ、外では若者が、意味もなく 爆竹やロケット花火をバンバン、炸裂させる。


◆どうして月餅?


漢民族が元の国 ( 蒙古 ) と戦争してるときに遡る。その元朝の終わりごろ,ある年の中秋節の前夜に至るところに噂が広まりました。・・・・・「中秋節の日に月餠を食べると,恐ろしい伝染病にならない。」と・・・・・。というのは,元に反抗する一人の兵士がこっそりと月餠の中に「中秋の夜に元の兵を殺せ」と書いた紙切れを入れたのです。それを読んだ人々は立ち上がりました。4ヶ月が経って元朝はついに滅亡しました。そこで,明の太祖である朱元璋は月餠を開国の記念品とみなし,さらに中秋節を開国記念日としました。今、中秋節の前後に月餅を贈りあうという風習があります、特に取引会社、大事なお客様、自社社員などに感謝の気持ちで月餅を贈ります。


中秋節は友達や親戚を呼んで、月見をしながら、月餅という甘いお菓子を食べます。今はカレー餡、アイスクリーム餡、ラベンダー餡までも出てきて、とにかく、食べられるものなら、なんでもOKになりそうだとか・・・


◆中秋節=お月見は BBQと月餅が欠かせない!


その他に、台湾で中秋節にかかせないもの。それが一家団欒で楽しむバーベキュー!中秋節の夜には有名ホテルやレストラン、ショッピングモールに始まり、ローカルなところでは町内会主催や一般家庭においていたるところで、バーベキュー大会が行われます。 お月見にはバーベキュー、月餅がセットなのです。


◆会話に花が咲く一言


讃=スゴイ!いいね!などの意味