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2月23日(火)のフラワーレポーターは、オランダに住んで2年!勝野 薫さんです!

6月に開幕するサッカーのワールドカップ・南アフリカ大会。
1次リーグで日本とぶつかるオランダからのレポートです!
なんと勝野さん、昨年行われた親善試合を観戦されていたそうです!


■オランダといえば、サッカーの強豪国!サッカーがさかんな国として知られていますが、
実際にオランダ住んで、オランダの人たちのサッカーへの熱中ぶりは?


サッカーはオランダの国技で、国民に最も親しまれているスポーツです。
ワールド・カップでは、常連として世界に強豪オランダの名を馳せています。
出場ファン層は若年からシルバー世代まで幅広く、国を挙げてナショナル・チームに大声援を送るその姿は、既にワールド・カップの中継などでおなじみかもしれません。
オランダの国の色はオレンジ色ですが、このオレンジ色の衣装を身にまとい、鼓笛隊まで引き連れて球技場で応援合戦を繰り広げる様は、ヨーロッパ諸国1の派手で騒がしい応援として有名です。


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■今年のオランダ代表チームについて、現地では、どんな風に取り上げられているのでしょう?


調子は非常にいいようです。
総監督・ベート・ファン・マーヴァイク(Bert van Marwijk)以下、
選手たちも張り切っている模様です。


■ワールドカップの1次リーグで、オランダは、日本・カメルーン・デンマークの3カ国と対戦。
オランダがライバル視しているのは?


強豪カメルーンを、まずいかに打倒するかが、当面の問題とされています。
カメルーンは、イングランドやフランスなどのサッカーの一流国で活躍するすばらしい選手を
擁しており、スタミナ・フィジカル面でオランダに勝る、とされています。
その脅威にかなり警戒しているようで、まず、いかにしてカメルーンに勝ってコマを進めるかが
ポイントとなっている模様です。


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■オランダのチームでは、小野選手や本田選手という日本人選手も活躍しました。
そんな日本のサッカーについては、どう見ているんでしょう?


2003年から2009年にかけて、2人の日本人選手(小野と本田)がオランダの一部リーグで
大活躍しました。オランダ人たちからも、『日本からやって来た皇帝・小野と、神・本田が、オランダのサッカー界を救った!』とまで賞賛され、スーパースター扱いされていました。
小野は、滞在2年目にして流暢なオランダ語でインタビューに応じ、オランダ国民からその語学力を絶賛され、本田は2009年、オランダの最大手スーパーのCMに起用されるなど、実力あるアイドル選手として騒がれました。
(残念ながら、小野も本田も、既にオランダのチームを離れています)


ファン・マーヴァイク監督によれば、昨年日本と行った日蘭親善試合でオランダは勝利を収めましたが、日本は予測不能なチームとして知られているため、対戦に於いては、気が抜けない試合になるだろうということです。オランダにとって、日本のサッカー・チームは未知の存在でした。しかし、オランダのサッカー界で大活躍し、一躍、カイザー(皇帝の意味)と呼ばれ、スター選手に登りつめた小野や、”オランダ・サッカー界にゴッド(神)が出現!”と賞賛された、本田の存在が、日本のサッカーの新しいパワーを見せつけたということもあり、未知なる脅威、として、オランダ・チームの好敵手と見られています。


■オランダに行った時、会話に花が咲くような「役立つ一言」。


Hoi! Alles goed? → 親しみを込めた、オランダ式の挨拶。