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1月6日(水)は、ロシア モスクワ在住のフラワーレポーター、小林圭子さんからのレポートです!

小林さんは、ロシア在住16年。企画製作会社でプロジェクト・コーディネーターのお仕事をされています。
  
★ロシアのお正月
お正月は、ロシアで一番心待ちにされる祭日です。ロシア語で「ノーヴィ・ゴッド」、意味は文字通り「新年」です。ここ5年ほど新年の公休が1−5日となり、1月7日のロシア正教のクリスマスや土日がくっつき約10日間の大型連休になります。子供たちだけでなく、大人にも冬休みがあるんです。
  
新年は家族や親しい友人とともに迎えるものだとされ、親戚や友達同士で集まってテーブルを囲みながら、カウントダウンを待つのが一般的です。ダーチャ(郊外のセカンドハウス)のある人は年末にごちそうを用意するため、食料をどっさり買い込んで、泊まりがけでダーチャに行きます。ダーチャがなくても友人のダーチャへという話をよく聞きますので、都会暮らしの人のかなりの部分が郊外や田舎でお正月を過ごすようです。自然に囲まれた場所で迎える新年。ほろ酔い加減で雪道を散歩したり、クロスカントリースキーや橇遊びに興じたり、本当に気持ちがいいです。私はしばらく機会がありませんでしたが、また行きたいです。
  
★お正月のごちそう
ロシアのごちそうで特徴的なのは、前菜の豊富なこと。テーブルに並んだ、何種類ものサラダや色とりどりのおつまみでおなかがふくれたあとに、メインが出てきて、「まだあるの?」とびっくりすることがしばしばです。
お正月の食卓に欠かせないのは、「シューバを着たニシン」というサラダです。酢漬けニシン、ジャガイモ、タマネギを層状に重ね、外側をマヨネーズであえたビーツで包んだもので、ボリユームがあってとても美味です。シューバは女性が着る毛皮のコートですが、食材を層状にしているのが重ね着を、外側のビーツがコートを思わせることからきた洒落たネーミングです。
  
★プレゼント
子供たちのお楽しみは何と行ってもプレゼント。ロシア版サンタのデェッド・マローズ(厳寒おじいさん)が孫のスネグーラチカ(雪娘)と大晦日に子供たちにプレゼントを届けます。12月24日のクリスマス・イヴではなく、大晦日なんです。 いろいろ欧米の習慣が入ってきている都市部でも、この点はきっちりしていて、両方の日にプレゼントをもらってニコニコしているちゃっかり者はうちの娘の周りには他に見当たりません。
ロシアの子供たちも「デェッド・マローズは本当にいるか?」で言い合いをします。お礼に用意しておいたミルクとビスケットがなくなっていたら「いる」のだそうです・・・。
  
★ヨールカ
子供たちのもう一つの楽しみは「ヨールカ」です。ヨールカはもみの木という意味のロシア語で、美しく飾りつけた大きなモミの木を中心にしたホールで、12月最後の行事として幼稚園ではお遊戯%