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12月22日(火)のフラワーレポーターはプエルトリコに住んで38年、方波見 明子さんです!

■スペイン語で『襲撃』という意味の『パランダ』とは??

パランダはプエルトリコにしかないもの。
12月のなかばごろからはじまります。
みんなでグループをつくり友達のお家にいきます。
でもふつうに遊びに いくのとは違い、夜中その人の家の前で大 きな声で歌をうたいます。
家の主人は私達がいくのを知りません。
寝しず まったころをみはからっていくんです。起きるまで歌をうたいつずける のです。
家の主人が起きてきてドアをあけてくれ、私たちみんな中にはいります。
そのあとも飲み放題、食べ放題、歌をうたいつづけ、
朝方みんな疲れてきた頃にそろそろ帰る支度をします。


そこで家の奥様がみんなに Asopao,( トマトチキンスープにお米を入れて作った料理)
アソパオを作り、それを食べてからかえります。


2.JPG
▲Old San Juanで撮影。


■「バランダ」で歌に合わせて使われているのは・・・


ここで使われる楽器は ギター、マラカス、タンブ リン、なんでもよいのです。
友達がたくさんいてみんなでいろいろな楽器で大さわぎをしながら楽しむひとときなんです。
この行事は1月のなかばごろまで続きます。
とて も楽しい行事です。
本当にこちらの人たちはほがらかで、うるさいくらい大声をだして会話をするのです。
みんなよく笑いよく食べること!疲れをしらない人たちです。

★プエルトリコに行った時、会話に花が咲くような「役に立つ一言」★


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☆Gracias.→ありがとう。
☆De nada.→どういたしまして。