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11月24日(火)のフラワーレポーターはアメリカ・ボストンに住んで8年!古川 直子さん!

■ボストンの街の様子
サンクスギビングを間近に控え、帰省ラッシュがはじまる。
アメリカではクリスマスに次ぐ大きなイベント。
家族が集まるという色はクリスマスよりも濃い。(日本のお盆のような感じ。)
茶色、黄色、オレンジの「オータムカラー」での飾りつけがされる。
ターキーやかかし、乾いたとうもろこしやさまざまの種類のかぼちゃで飾りつけがされる。


■ボストンのサンクスギビング
サンクスギビングの起源は、1620年、マサチューセッツにあるプリマスに
ピリグリム呼ばれる人々がイギリスからの移民してきたが、ひどい寒さのため
作物を作ることもできず大勢の犠牲者がでた。
そこで、先住民(ネイティブアメリカン)のワンパノアグ族たちが彼らを助け、
じゃがいもなどの作物の作り方を教えた。
翌年は豊作だったため、ピリグリムたちはワンパノアグ族を招いて、
いっしょに食事をしたという話から、秋にその年の実りに感謝して
みんなでお祝いをする習慣ができたとされている。
ボストンからプリマスは車で1時間足らず。
ピリグリムが乗ってきた「メイフラワー号」のレプリカや、はじめて足を踏み入れた場所として、
知られる「プリマスロック」、当時の様子を再現した「プリマスプランテーション」などがある。


当日には、パレードがあったり(NYのメイシーズのパレード)、地元の高校の
フットボールの試合があるが、クリスマスのようなお祭り騒ぎは少ない。
サンクスギビングは家でターキーを食べながらテレビでプロフットボールを見てすごすのが
一般的だ。


■サンクスギビングの日のディナー
サンクスギビングのディナーはターキーの丸焼き。
おなかの部分にパンやソーセージや野菜をカットしたものを入れたりして焼く。
大きさは10キロから20キロほど。
付け合せは、ジャガイモやスイートポテトなどをマッシュしたもの。
いんげんのキャセロールが一般的。
デザートはパンプキンパイ、アップルパイ、ピーカンパイなど。


■ブラックフライデーとは・・・?
サンクスギビングデーの翌日は「ブラック・フライデー」と呼ばれる特別セールがある。
一昔前は朝6時の開店に合わせて人が並ぶというような光景だったが、
今はショッピングモールなど日付がかわる12時から開店することも珍しくない。
小売店では、ブラックフライデーからクリスマスまでに年間売り上げの約半分を占めるとも
言われている。


■ボストンに行った時に役に立つ一言
★「sure」→「もちろん!」という意味合いで使う。
何か人から頼まれた時に、「Yes」でなく「sure」といえば、相手も気軽に頼みやすい。


★I'm sure.→「約束するよ」とか、言い方を変えれば「おどろいたよ」にもなる。


★Are you sure?→「ほんとに?」というのもよく使われる。