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10月28日(水)は、スリランカ コロンボ在住のフラワーレポーター、白石佳菜江さんからの報告です!

白石佳菜江さんは、スリランカ在住1年5ヶ月。旅行会社に勤務されています。
もともとは現地NGOにて、インターンとしてスリランカの村々を回っていらっしゃったそうです。
   
★スリランカといえばやっぱり紅茶ですか?毎日飲んでます?
    
紅茶も一般的に朝起きてから、10時の紅茶、15時の紅茶、夜の紅茶と、1日4回必ずと言っていいほど飲まれます。
   
紅茶はスリランカでは「テー」と呼ばれていますが、ミルクと砂糖が混ざったチャイのようなものです。
ミルクの入らない紅茶は「プレーンティー」と言われますが砂糖は入っています。
ミルク、砂糖、双方不要な場合は「カハタ」ともはや「ティー」の「テ」の字も入らない名前で呼ばれています。
    
スリランカではヌワラエリヤという紅茶が沢山取れる地域は標高2,000メートルとかなり高い場所にあり、気温も低いほか、日差しが強いので体力消耗が激しい地域になります。そのため、この地域では同じ紅茶でも砂糖の使用料がコロンボよりもかなり多く、またカレーもスパイスの量が多く激辛さが増します。
   
★日に何度も飲む紅茶に続いて…毎日食べるのは、やっぱりカレーですか?
    
カレー! スリランカのカレーはカレーといっても、1つの品に1つのカレーが基本です。
ポテト・カレー、豆・カレー、ニンジン・カレー、ゴーヤ・カレー、オクラ・カレー。
これらのカレーをたっぷりのご飯とちょっとずつあえて、自らの手で混ぜ合わせながら食べます。
家庭によっても味が違う他、お皿の上での混ぜ方は人の数だけ、むしろ一口一口の混ぜ方の数だけ味にバリエーションがあります。
スパイスの味が一緒なのでだんだん同じ味になって来るのが正直なところですが・・・。
私も毎日路上販売されている50ルピー(日本円で40円ほど)のカレーランチパケットを食していますが、この蒸し暑いスリランカで炎天下の下で売られているにも関わらず、スパイスたっぷりですので腐ることもなく今のところおなかも壊すことなく。カラピンチャやココナッツオイルといったアーユルヴェーダに使われる素材も入っているので、体にもよく、食べ続けるうちに不思議に肌が綺麗になってきます。スパイスのせいか、1か月朝・昼・晩と食べ続けると蚊が寄ってこなくなります。
   
★その他グルメ
    
パイナップル、マンゴー、パパイヤなどなど南国のフルーツが安くておいしいです。
私はパイナップルが好きで、NGOでボランティアをしていた際は、毎日パイナップルばかり食べていたのですが、キッチンのスタッフにパイナップルは体に良くないからパパイヤを食べなさい!と毎日怒られました。
    
カレーもそうなのですが、食生活についてはアーユルヴェーダの理論が元になっているのか、パイナップルのような酸の強いものはあまり好まれません。熱い国なので、体を冷やすパパイヤなどが非常に好まれます。
毎日この蒸し暑い国で熱い紅茶が飲まれるのも、氷の入った冷たいドリンクを急に飲むと体が驚き逆に良くないとされるからのようです。
     
★役に立つ一言:「アユボワン」
    
「こんにちは」の意ですが、本当の意味は「長い生」を意味します。
そのため、こんにちは、ようこそ、さようなら、また逢う日まで、どうもありがとう、様々な意味に代用可能な便利な言葉です。両手のしわとしわを合わせて「アユボワン」です。