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9月16日(水)のフラワーレポーターはベトナム在住7年の勝 恵美さんです!

◆ベトナム北部の料理◆
 
ベトナムは地方によって、味付けはもちろんのこと、
その地方を代表する料理というものがあります。
今回は勝さんが住んでいる北部を代表する料理の紹介してくれました。
 
北部を代表する料理といえば、「フォー」も有名なんですが
それ以外にも有名な料理があります。
 
まず「ブンチャー」と呼ばれる、
炭火でやいた豚バラ肉と味付け肉団子が入った甘酸っぱいつけ汁に、
ブンと呼ばれる米の麺をつけながら食べる料理です。
さっぱりした味付けのうえ、お肉も入っていてボリュー感もあるので、
夏バテしやすい暑い日に食べる人が多いです。
なぜか、この料理のサイドメニューとしていつも揚げ春巻きが用意されています。
 
あと、あまり知られていない庶民的な料理なんですが、
「ブンダウマントム」という料理があります。
アツアツの揚げ豆腐と、さきほど紹介したブンと呼ばれる米の麺を
マムトムと呼ばれるタレにつけて食べます。
ただ、このマムトムというタレが曲者で、
海老を発酵させてつくったものなのですが、
見た目が紫色でかなり強烈に鼻につく臭いがします。
大概、外国人は最初抵抗をしめすのですが、
食べ慣れると美味しくてこのタレがない揚げ豆腐なんてと思うほどです。

・ベトナム代表的料理「フォー」について
ベトナムでは、フォーは町のいたるところにお店があります。
日本で言うところのラーメン屋に近い存在かもしれません。
それぞれのお店で微妙に味が異なり、大きく分類すると
牛肉のフォー専門店と鶏肉のフォー専門店に分かれます。
最近は、ファーストフード店で食べているような
ちょっとお洒落な感じでフォーを出すお店も増えてきました。
 
・フォーの麺や生地をアレンジした汁麺以外のフォー
 さらにフォー以外のベトナム北部名物料理の紹介

フォーは日本人によく知られている汁麺だけでなく、
「フォーチョン」と呼ばれる汁なし麺もあります。
牛肉や生野菜、ハーブなどをフォーの麺とタレを絡ませて食べます。
あと「フォークオン」と呼ばれる、
フォーの生地を裁断せずにクレープのように丸い薄い状態のまま使い、
その生地に甘辛く炒めた牛肉と香草を巻いて食べる料理もあります。
 
ベトナム人は、朝食から外にでて食事を取ります。
その朝食のレパートリーは豊富で、皆さんがよくご存知のフォーはもちろん、
バインミーと呼ばれるサンドイッチ、おかゆ、おこわ、
おこわでもいろいろな具材を乗せたおかずおこわ、
あと、孵化寸前のアヒルの卵を茹でたチュンビットロンなど
いろいろものを食べることができます。
南部では、朝から炭火で焼いた豚バラのロース焼をご飯にのせて食べる
「コムスオン」という日本人から考えたら
朝からこれはちょっと・・・と思うような料理もあります。
 
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ベトナムの街並み
 
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ハスの花
 
 
♪現地の言葉で役に立つ簡単な「一言」♪
 
『Troi oi』(チョイ オイ)
英語でいうところのOh My Godですが、
むかついたときや何で?みたいなときなど、
あらゆる場面で使用します。
 
 
☆勝さんのブログ☆
http://katsuvn.exblog.jp