« 7月6日(月)は、ケニア在住のフラワーレポーター、渡辺直さんからの報告です! | メイン | 7月8日(水)は、フィリピン在住のフラワー・レポーター、大津 輝さんからのレポートです! »

7月7日(火)のフラワーレポーターは、ベルリンに住んで20年以上!吉田佐由美さん

■ベルリンの壁崩壊20周年


berurinn4.JPG


ベルリンの壁が崩壊したのは、今から20年前。
吉田さんは、壁があった当時からベルリンに住んでいました。


★壁があった当時、壁の向こう側(東独)でのお話

1987年10月、東ベルリンに東独の記念パレードを観に行った時の事。

西から一緒に行くはずだったイギリス人の友人が国境で止められ
東に入国できなかった。
彼の友人のアメリカ人(兵士)、私と私の友人の日本人女性の
3人でアレキサンダー広場に向かう。
そこで待ち合わせていた東ドイツ人二人と一緒にパレードを見物。

そこに東独の秘密警察が現れ、二人の東ドイツ人を連行してしまう。
どうしていいか分からず、入国できなかったイギリス人の友人に電話して相談。
彼らは不法の情報誌を発行していたので、それが見つかるともっと大変なことに
なるので彼らの家に行ってそれを処分するように伝えてくれと頼まれる。
電話が無いので直接家まで行く。
ドイツに来てまだ5ヶ月程度、ドイツ語もあまりできない上に、
1度しか行ったことの無い東ベルリンの彼らの家になんとかたどり着き
状況を説明し西ベルリンへ戻る。

後で聞いたところ、アメリカ兵と一緒に居たので、
国家に不利な情報を流している疑いがあるとして連行されたとのこと。
が、疑いが晴れ、その日のうちに解放された。
なんかスパイ映画のような成り行きに当時はかなり興奮しました。
壁を越えただけで全然違う国だったのです。


★ベルリンの壁があったときと今のベルリンの街の変化など

活気のある地域が東側に集中しています。
西は少し寂れたかもしれません。


berurinn.JPG


★ドイツに行ったら会話に花の咲く一言!

Danke ! (ありがとう)
Bitte ! (どうぞ)