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4月20日(月)は、アルゼンチン・ブエノスアイレス在住のフラワーレポーター、大田朋子さんからの報告です!

マラドーナについて、マラドーナが監督として初の公式戦でベネズエラに4-0で快勝したことで好調なスタートをきっていましたし街も盛り上がっていましたが、次週4月1日に行われたボリビア戦でまさかの大敗を喫したことでマラドーナの指揮ぶりに批判も高まっています。
   
それまで3戦全勝、失点ゼロと好調なスタートを切ったマラドーナ体制でしたが、4戦目4月1日の試合で、9位に低迷するボリビアに1─6で大敗したことは地元の新聞で「最悪の敗戦」「歴史的屈辱」などと報じられていました。
   
代表チームの5点差の敗北は1993 年にコロンビアに0-5で敗れて以来。
マラドーナ監督は試合後、「私もファンと同じく心を痛めた。ボリビアのゴールが決まるたびに、心臓をひと突きされた。これ以上、言葉がない」とコメントしていましたが、ボリビアのラパス(標高3600メートル)での試合のため高山による体調管理が試合前から言われていたにも関わらず、アルゼンチン代表のメンバー23名のうち大半の16名は、海抜3600メートルのボリビアの首都(ラパス)でプレーした経験がなくその選抜ミスや、到着したのはキックオフのわずか2時間前だったという事実、認識の甘さや監督としての判断ミス、「プレーヤーとしての能力と監督=テクニコとしての能力は別」だとする意見もでていて、マラドーナの監督としての評価は今後の結果次第で甘くも辛くもなりそう。
   
彼について言えば、ドラッグなど過去の行いへのことも含めて大批判をする人と、彼こそがアルゼンチン人の誇りと褒め称える人と極端に分かれますが、公平に言って監督としての器はこれからを見るのがフェアだと思います。マラドーナはある意味アルゼンチン人を顕著に表しているので、色々な批判もありながら、国民にとっては彼の復活は国の復活と重なるメンタル的な要素もあり、マラドーナ率いるサッカー関係のニュースは、今後もしばらくこの盛り上がりは続くと思います。また私生活ではマラドーナは1、2ヶ月前に初孫(男の子)が生まれたばかりで、スタジオにもユニフォームを着てテレビに映っていましたが、生後数ヶ月にして、かなり注目を集めています。
    

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