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4月15日(水)は、タイ・バンコク「水掛け祭り」のレポートです!

先週に続いて、バンコク在住の「神田裕子さん」にレポートをお願いしました。
 
タイでは非常事態宣言は出ていましたが、影響のない場所で水掛祭りを行っていました。
  
今年の傾向:
①道路を走る車やバイクに向って、ホースやバケツで水を掛けています。
 バズーカ砲、水鉄砲はあまり見かけない。
 ピックアップ車の荷台においたドラム缶から水を撒き散らす”移動放水方法”も、
 今年は見かけず、定位置が主流。

②今年はアロハシャツが少なくて、普通の私服(?)が多い。

3)参加者に女性や子供が少ない。。。男性が目立つのはどうして?
 (毎年、女性も子供も男性と同じ人数ほどいますのに。。。
  女性の人口が圧倒的に多いこの国で、男性が大勢集まっているのはなぜか違和感あり)

④水掛祭りへの参加者が非常に少ない。
赤シャツ軍団のニュースに釘付けでそれどころではないのかも知れません。

 
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写真:水掛の画像はご自宅前とスクンビットの大通りだそうです。
 
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写真:ショッピングセンター入り口とホテル(ミレニアム・スクンビット・ホテル)のロビー
   ちゃんと水を掛けてお参りする仏様がおかれていました。
   お水を掛けてから、手を合わせます。
   (4月8日の潅仏会(花祭り)で仏様に甘茶を掛けるしぐさにそっくり)

■タイ正月 水掛祭り一般情報■
 
タイ正月。「水掛祭り」としても知られている「ソンクラーン」というお祭りです。
もともとはお正月の挨拶で、蓮の花を水に浸して、そっと頭などにつけてあげて
幸運を祈っていた方法が起源だったはずなのですが、
現在は、バケツやホースで誰彼かまわず水を浴びせかけるため、
水を掛けられたバイクが横転したり、バッグの中の電子機器が故障したり、もう大騒ぎです。
家の門までは安全なのですが、その外は、いつどこで水をバサーっと掛けられるか分かりません。
まさに不意打ちなんですよ。水の掛け方は毎年傾向がちょっとずつ変わるのも興味深いです。
小さい水鉄砲でチューチュー狙い撃ちをしていた年、細い排水管を改造した水鉄砲が流行った年、
ピックアップ車に荷台に積んだ樽から水をバサーッと放水した年、バケツ使用の年。。。。
誰が決めるのでしょう? バンコクでは、スーツを着用した人には水を掛けないこと!
という法令が出たことがありましたが、去年はなぜか無視されました。
そんなタイ正月は、今年は12日~15日です。もっとも盛り上がるのは初日~3日目くらいまで。
終わりごろになると風邪引きさんが増えて、収束へと向かいます。
日ごろの憂さがこの数日間の大騒ぎで、すっかりと流されてしまうような、そんなお祭りです。
ちなみに、このお祭りではなぜかアロハシャツを着用することが多いのですが、
今、街中にアロハシャツがあまり売られていないので、
もしかすると今年は別の服、例えば、ポロシャツになるのか、Tシャツになるのか?と興味津々。