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4月21日(火)は、イタリアのフラワーレポーター、丸山圭子さんからの報告です!

■国際家具見本市 ミラノサローネとは?


今年は4月22日~27日の6日間、ミラノ郊外の大きな見本市会場を中心に開かれます。
世界最大規模の家具・インテリアの見本市で、今年で48回目となる、ミラノの春の名物イベントです!


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サローネの特徴は、見本市会場だけでなく、ミラノ市内のあちこちのショールームで展示会が開かれること。→通称”フオーリ・サローネ”(サローネの外 という意味)。
そこでは、専門家だけでなく一般市民、観光客も自由に入って見学でき、カクテルパーティーなど企画するところも多いので、ミラノの町中がお祭り気分になります。


ミラノ中心地にあるドゥリーニ通りはインテリアショップが並んでいることで有名です。
4月に入ってから展示の準備を進行中!いよいよサローネだなーと実感します。
他にも、トルトーナ地区は昔の工場跡のオープンスペースを利用した展示会場が多くて、
若い人に人気です。


家具メーカーだけでなく、トヨタ、キャノンといったインテリアとは関係ないメーカーもフオーリ・サローネに出展します(なんでも、アーティスティックな企業イメージを高めるためだそうです!)。 
スワロフスキーもここのところ毎回出展してて、スワロフスキーのシャンデリアはとっても綺麗!


とにかくこの時期は、ミラノの人口密度がいつもの倍くらいはあるんじゃないかと思うほど。
世界各国の関係者がやって来るのはもちろん、関係者以外の人も市内の展示は見れますよ。
フオーリ・サローネ用に市内の展示会場をまとめた冊子がどこに行っても置かれているので、それをもって町中をうろうろする人が続出します。


一方、見本市会場の展示を見るには入場料がかかります。
プロフェッショナル向けですが、会場内に「サテリテ(サテライトという意味)」という場所が設けられていて、そこは新進気鋭、これから世に出て行くぞというデザイナーが出展できるスペースになっています。毎年各国から選ばれた人たちが、かなり面白い作品を出すので、見逃せない場所。
実はインテリアメーカーも必ずチェックしてる場所なんですよ!