桜のシーズンが終わって、新緑が芽吹くこの季節。
いつも通る道でも、ふと足元に目をやると
タンポポやハルジオンが咲いていたり
道路わきにはシロツメクサや
紫色の花をつけたカラスノエンドウが伸びていたり。
すくすくと元気に育っている感じが
見ている私たちにも元気をくれる気がしますよね。
そんな野の花。時には“雑草”と呼ばれて
邪魔者扱いされてしまうこの草花たち。
じつは意外とおいしいってご存知でしたか?
今日は、その食べられる野草の見分け方と
その調理方法について、横浜市でマクロビオテック
自然料理教室を主宰する岡田恭子さんに
お話を伺いました。
ほとんどの野草は天ぷらやおひたしにして
おいしくいただけるんです。
ハルジオン・・・ 開き始めたころの若い葉を摘む。
葉だけでなく花も食べられるのでサラダに飾ったり
葉と一緒にかきあげに!
タンポポ・・・ 花も葉も軸も根も全部食べられる。
ただし、しっかりとアクを抜くことが必要。
☆おすすめはタンポポの葉をバジルに見立てた
「ジェノベーゼパスタ」*タンポポの葉を茹でた後、水にさらして
水を取り替えながら半日かけてアクを抜く!
*これを調味料と一緒にフードプロセッサーで細かくして
パスタに和える。
【野草を摘む際、食べる際の注意点!】
*毒性を含むものもあるので
確実に種類の見分けのつくものを選ぶ。
*生では食べない。食べ過ぎない。
詳しくは、日東書院から発売中の本
岡田恭子さんの『食べる野草図鑑』をチェックしてみてください。
写真付きでレシピや摘み方のアドバイス
絶対に食べてはいけない毒草ガイドもあって便利ですよ☆