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木製ブロック・KUMIKIが日本の山を救う!

今日のTOKYO“道草”LIFEは、
陸前高田の杉の“切り株”を使った、KUMIKIプロジェクトにフォーカス☆
株式会社紬・代表取締役の桑原憂貴さんにお話を伺いました。


KUMIKIプロジェクトは、岩手県の陸前高田市で行われているプロジェクト。
現在、陸前高田では復興住宅を建設するために多くの杉が伐採されていますが、
そこで生まれるのが山に大量に残された切り株。
そこで、KUMIKIプロジェクトでは、この杉の切り株を加工して、
KUMIKI BRICKSというブロックを作っています。


このKUMIKI BRICKSにはそれぞれ凹凸があり、
それをレゴブロックのように組み合わせて使用します。
これは日本の伝統建築技術である継手と呼ばれる技法なんだそうです。
すると釘や接着剤を使用しなくても棚やテーブルデスクなどの家具が作れたり、
なんと家まで作れてしまいまうんです!


これまで、スギは柔らかすぎて、なかなか家具に加工されることがなかったそうですが、
KUMIKI BRICKSのサイズならそれも可能になります。


さて、日本の国土はおよそ7割が森林。
ですが現在は手入れが滞っている山が少なくありません。
これまであまり使い道がなかった切り株は放置され
山の荒廃を招く原因の1つとなっています。
切り株を有効活用できるようになると、山もキレイに健全に育っていきますし、
地元の雇用も生まれます。


このKUMIKIプロジェクト、陸前高田だけでなく、
実は日本の山間部が抱える問題を解決できる可能性も詰まっているんですね!


そんなKUMIKIプロジェクトは、去年の6月にスタートしたばかり。
現在、KUMIKI BURICKSの試作を重ねている段階だそうです。
そこで、この開発に協力してくれる人を只今、募集中とのこと。
1万円からの小口投資をすると、試作品が完成する今年8月頃を目処に
20ピースから試作品が届くのだとか!


スギの香りと無垢なぬくもりの家具、あなたも自由に作ってみてはいかがでしょうか?
KUMIKIプロジェクトのHPはコチラ♪⇒http://kumiki.in/

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