師走の渋谷の街をせかせかと歩いていたら、こんな方に出会いました。
DIAさんというアーティストさんです。
10001人の人と出会ってハグする活動をされているそう。
寒い中立ちっぱなしで足腰が痛くなったり、白い目で見られたり、
物を投げられたり、酔っ払いに絡まれたり。
時にはボードを壊されることも。
でも、こんな自分に声をかけてくれて人はエネルギーが強い人、コミュニケーション能力の高い人。
そんな10001人の人達と出会って会話を交わすことで、自分がアーティストとしても、人間としても成長できるんじゃないか。
このような思いを持って、日々笑顔でボードを掲げて立っていると話してくれました。
声をかけてくれた人とのお話で勉強になることがあったり、
時には一緒にご飯を食べに行く仲になったりするそう。
集団意識の強い日本人は、人と違うことをすることや、自分の気持ちを発信していくのは中々難しい。
そんな中、自分のやっていることが、誰かにも伝わるといいな、とも言っていました。
私も彼に声をかけるのは躊躇したけど、結果的には興味深いお話が聞けてよかったな、と思いました。
日常生活の中でも、気になることを尋ねることに躊躇したり、街を歩いていて困っている人に
声をかけるかどうか悩む場面が時々あります。
親切心で声をかけたつもりがお節介だった、ということもあるけど、
大抵の場合、声をかけずに後悔してしまう私。
今日を機に、まずはとにかく声をかけてみよう!
そう思った年の瀬の一日でした。
因みに、DIAさんがフリーハグを始めて三ヶ月少し。
私が3347人目でした。