週末、東京にある「日本科学未来館」で
開催されていた、企画展示会
『世界の終わりのものがたり』に行ってきました。
東日本大震災は、平和で穏やかな生活が一変する可能性があることを
私たちに思い知らせました。
そこで今、「終わり」という必然を踏まえた上で
何を大切に生きていくべきか、科学技術とどうつきあっていくか
といった問題をあらためて考え
一人ひとりが自分なりの答えを持つべきではないか?
この展示会は、そういった本質的な問題に
正面から向き合う機会となる展覧会でした。
会場に入ると、「終わり」をさまざまな観点から捉えた「問い」が
次々にあらわれて、回答へのヒントとなる科学トピックを見ながら
問いについて自己対話をしたり、友人や家族と語り合ったりしながら
73の「問い」に答えていくのですが
終えたとき、自分にとって大切なことが何なのか分かった
気がしました。
「終わり」を知ったうえで、それでも続いていく"生"への希望を見出していく。
皆さんも「終わり」について、少し考えてみてはいかがでしょうか?