今日は、乙武 洋匡さんの著書
『希望 僕が被災地で考えたこと』
をご紹介しました。
東日本大震災が起こってから
もどかしさを感じていたという乙武さん。
普段は自分の障害を感じることなく生活していたが、
地震が起きた時、エレベーターが止まってしまえば
車椅子では逃げられないし・・・
障害者はやはり弱者なのか?と自分の無力さを感じたといいます。
しかし、そんな自分でも何か役に立てることはあるんじゃないか?
という思いで、5月上旬に1週間被災地に。
被災地で強い気持ちを持って前を向いて新しいアクションを起こしている
たくさんの人たちと会い、一人一人が希望を失わずに
一歩でも半歩でも前に進んでいこうとするそんな気持ちが大切なのでは・・・
という意味をこめて書いたそうです。
この本の中には、前を向いて進んでいる被災地の方についての
エピソードがいくつも書かれていて
元気を与えるべき側が逆に元気をもらえる一冊です。