3/27(TUE)のオンエアでは・・・
FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
今日は、福島県会津美里町にあります、
有機果菜食品から販売されている、「餅なおし」をご紹介しました。
お話しは、「餅なおし」を開発された、
有機果菜食品の社長、兼子徳嗣さんにお話しを伺いました。
「餅なおし」とは、会津のもち米100%を使った、お餅の粉。
お湯を入れて練ると、まるで、”つきたて”のお餅になる優れもの!
震災の際には避難所に届けて大変喜ばれたそうです。
「餅なおしのように、少しでも、日本が持ち直してくれたら。
・・・そんな想いもあるかな。」と兼子社長はお話しを聞かせてくれました。
色んな想いを込めて練れば、あっという間に美味しいお餅が出来ます。
ぜひ、一度、ご賞味ください♪
【福島県会津三里町・有機果菜食品】
FFF料理長の村上有子先生が、
「餅なおし」を使って開発したお料理は・・・『揚げ餅のエビあんかけ』
餅なおしは、時間が経っても、お餅が固くならなので便利♪
簡単で美味しい揚げ餅が出来ます!
◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉(1cmに切る)80g
小エビ(背ワタを取る)60g
小松菜(3cm幅に切る)1/4束
白だし 大さじ1
水 200㏄
塩 小さじ1/4
水溶き片栗粉 小さじ2強 →同量の水で溶いておく
ゴマ油 適量
餅なおし 100g
熱湯 100g
揚げ油 適量
黒こしょう 適量
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)お餅を作る。ボールに餅なおしの粉、
熱湯を入れて、箸で粘りが出るまで良く練る。
その生地を4等分にしておく。お鍋に揚げ油を熱して、
お餅を入れて、プクッと膨れるまで火を入れる。
(2)えびあんかけを作る。
フライパンにごま油を熱して、そこに豚肉を入れて炒める。
色が変わったら小エビを入れてさらに良く炒め、水、
白だしを加えたらアクを取りながら、2~3分煮込む。
そこに小松菜を入れてサッと煮たら、最後に塩で味を調えて、
水溶き片栗粉でトロミをつける。
(3)お皿に(1)の揚げ餅をのせて、(2)のエビあんかけをかける。
最後に黒こしょうを挽いたら出来上がり!
★餅なおしは、粉と同量の水で、練っていきます。
計りで、ちゃんと測って、少しずつ入れて練りましょう。
★餅なおしは、しっかり練ってあげると粘りがでます。
ポイントは、「丈夫なお箸」!!色んな想いを込めて、良く練っていきましょう。
★あんにトロミをつける時は、ダマにならないように・・・
混ぜながら加えるようにしましょう。
*餅を4等分に分ける時は、手に軽く水をつけて丸めると
綺麗にできますよ♪
*黒こしょうの風味がよく合います!
最後にふりかけてあげてください。
3年間、お届けしてきた「FFF」は、これで最終回となります。
今まで、聞いてくださって、ありがとうございました!
村上先生の個人ブログでは、引き続き、
レシピを紹介していきますので、ご興味がある方は、ぜひ!
本当に、ありがとうございました♪
3/13(TUE)では・・・「菜の花」をピックアップしました。
食用の菜の花(ナバナ)栽培が盛んな、
香川県高松市にあります、JA香川県の販売促進課、
岡原貴久さんにお話しを伺いました。
菜の花は、アブラナ科という緑黄色野菜の1種で、
キャベツ、ブロッコリー、大根と同じ種類の野菜。
ビタミンC、B1、B2、βカロテン、カリシウム、
カリウム、鉄分などのミネラル分が豊富な、かなりの優れもの。
シンプルに、ツナ缶と和えたり、辛子味噌や塩昆布などで和えても、
また、パスタやチャーハンに入れても、美味しいそうです。
一足先に、春の味を満喫してみてはいかがでしょうか?
【香川県高松市・JA香川県】
FFF料理長の村上有子先生が、
「菜の花」を使って開発したお料理は・・・『菜の花ハンバーグ』
菜の花のほろ苦さとハンバーグのうま味が、とても良く合います!
簡単なので、ぜひ、ホワイトデーに作ってあげてくださいね♪
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
【ハンバーグ種】
合ひき肉 150g
塩 小さじ1/2弱
(→お肉の量に対して、1%の量を入れる)
黒こしょう 適量
パン粉(牛乳と合わせておく) 1/2カップ
牛乳 1/4カップ
卵 1/2個分
玉ねぎ 1/4個
(→みじん切りにし、バターと一緒に600wのレンジに2分かけておく)
バター 5g
サラダ油 適量
菜の花 1/2束
【ハンバーグソース】
酒 大さじ2
醤油 大さじ1と 1/2
みりん 大さじ1/2
プチトマト 6個
大根おろし 80g分
塩・こしょう 適量
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)ハンバーグ種を作る。
ボールに合ひき肉、塩を入れて軽く混ぜたら、
黒こしょう、牛乳と合わせたパン粉、卵、
バターと一緒にレンジにかけて、冷ました玉ねぎを入れて
粘りが出るまで良く捏ねる。その種を2等分にして、
空気を抜くようにキャッチボールをしたら、
そこに2等分に分けた菜の花をのせて成形しておく。
(2)ハンバーグ種を焼く。
フライパンにサラダ油を敷いて熱して、
菜の花の方から入れて軽く焼き目をつける。
そのままひっくり返して、裏面も焼き色をつけたら、
水50㏄、ソース材料の酒を入れて、
そのまま蓋をしておよそ8分蒸し焼きにする。
(3)ハンバーグに中まで火が入ったら、蓋を開けて、
そこに、醤油、みりん、プチトマトを入れて軽く煮て、
最後に軽く水分を切った大根おろしを入れる。
さっと煮て塩、こしょうで味を調えたら出来上がり!
お皿に盛ってソースをかけて召し上がれ☆
★ポイントは塩加減!お肉の1%の塩を入れることで・・・
ハンバーグの味がまとまります!ソースとのバランスも良くなります。
★菜の花は、ハンバーグに写真のように成形します。
◎ハンバーグの仕込みの工程は、動画でチェック!
★菜の花の面は焦げやすいので・・・
薄い焼き色が付く位の火加減で、ひっくり返します。
★大根おろしに、あまり火を入れ過ぎると・・・
香りが飛んでしまうので、最後にサッと火をいれましょう。
*お肉の量に対して、1%の塩は重要です!
出来れば、正確に量を計った方が良いです。
*お肉の量に対して、1%の塩は、
肉団子など「肉をこねる料理」でも大切なポイントです。
覚えておくと、便利ですよ♪
来週のFFFも、お楽しみに!
3/6(TUE)では・・・「キャベツ」をピックアップしました。
作付面積、生産量ともに、日本一!
愛知県名古屋市にあります、JAあいち経済連の青果販売課・主任、
望月隆行(もちづき・たかゆき)さんにお話しを伺いました。
愛知県のキャベツは、11~4月にかけて品種の違う「春キャベツ」と
「冬キャベツ」の2種類がずっと出荷されているのが大きな特長。
今、その2種類のキャベツが出荷の最盛期を迎えています。
冬キャベツは、硬くしまっているので煮崩れしにくく、
加熱すると甘くなるので、ロールキャベツなどの調理する時に、
春キャベツは、柔らかく味が良いので、生で食べるサラダなどに、
むいています。寒い時期に作られたキャベツは甘さが増しているので、
とっても美味しい!とのこと。積極的に取りたい食材の1つですね☆
【愛知県名古屋市・JAあいち経済連】
FFF料理長の村上有子先生が、
「キャベツ」を使って開発したお料理は・・・『鶏肉とキャベツの塩ダレ焼き』
特製の塩ダレで味つけした味わいは、何とも言えない美味しさです!
◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
から揚げ用の鶏モモ肉 250g
(→塩・こしょうで味付けをしておく)
キャベツ 大1/4個
酒 大さじ2
サラダ油 適量
【塩ダレ】
サラダ油 大さじ1
長ネギ(みじん切り) 大さじ2杯分
にんにく(みじん切り) 1/2片
鶏ガラスープ 50cc
塩 小さじ1/2
白すりごま 小さじ2
◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)塩ダレを作る。小鍋に、ごま油、長ネギ、
にんにくのみじん切りを入れて火にかける。
全体が薄く色づいてきたら、鶏ガラスープ、塩、
白すりごまを加えて混ぜ、火からおろしておく。
(2)鶏肉を焼く。フライパンにサラダ油を熱して、
塩、こしょうをした鶏肉を皮目から入れる。
中火に落として皮目をじっくりと焼いて、
こんがりとキツネ色になったらひっくり返し、
身の部分も焼いて中まで火を入れる。
余分な油をペーパータオルなどで拭き取り、
そこにキャベツを入れてサッと炒めたら、
酒を振って蓋をして蒸し焼きにする。
(3)(2)のキャベツがややしんなりして、
水分がなくなったら(1)の塩ダレを加える。
サッと全体に絡めたら出来上がり!
器に盛って召し上がれ☆
★フライパンをよく熱してから鶏肉を入れましょう。
よく熱されてないと、皮目がくっついてしまうことがあります。
★鶏肉の余分な油をペーパータオルなどで拭き取りましょう。
こうすることで、脂っこくない炒め物が仕上がります。
*今回の塩ダレは、しゃぶしゃぶのつけ汁にしても美味しいですよ♪
万能の調味料ですので、作り置きしておくと、何かと便利です。
来週のFFFも、お楽しみに!