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10/25(TUE)のオンエアでは・・・

FFF料理長の村上有子先生と一緒にスタジオでお送りしました。
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今日は、長崎県の五島列島にある、椿油をご紹介しました。
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お話しは、長崎県五島市にあります、
椿油の採取・販売を行っている、今村製油所の代表、
今村光次さんに伺いました。


椿油は、オリーブオイルと同様、注目されている良質な油の1つ。
なんと「オレイン酸」の含有量が、全体の80~90%も含まれています。
オレイン酸は、体の酸化を防ぐ働きがあるので、女性には嬉しい食材。
また、サラッとした油ですので、炒め物など、サッと焼いたものが、
軽い仕上がりになります。また、椿油で天ぷらを揚げると、
時間が経っても、ベタッとせず、サクサク感が、いつまでも続きます。
椿の甘さが含まれている「椿油」 気になった方は、ぜひ!


今日の椿油のように、オイルの特長を生かすと、
色んなお料理に使うことが出来て、幅も広がります。


★たとえば、オリーブオイル
オリーブオイルには、「ピュアオリーブオイル」と
「エキストラバージンオリーブオイル」の2種類があります。


エキストラバージンは、
オリーブの実から取っ、一番搾りのオイルで香りも栄養価も高い。


ピュアオリーブは、2番目に絞られたオイルで、色も香りも薄い。


だから、エキストラバージンは、ドレッシングや魚などを焼いた後に、
さっと回しかけたり、香りつけに使います。
ピュアのほうは炒めものに使うといいでしょう。


★また、ゴマ油だと・・・
「太白ゴマ油」と「太香ゴマ油」2種類があります。


「太白ゴマ油」は焙煎していないゴマを絞ったもので、香りが少ないのが特徴。
「太香ゴマ油」は焙煎してあるゴマを絞ってあるので、色も香りも強い。
炒め物には太白ゴマ油が、香りづけには「太香ゴマ油」が向いています。


★先生がオススメするゴマ油の使い方は・・・
お豆腐に刻んだネギ、桜エビ、かつおぶしをのせて、
そこにアツアツに熱した香りのある「太香ゴマ油」をジュッっとかける。
この油の香ばしさが美味しさの秘訣です!


どのオイルも、健康のために、取りすぎには注意したいところですが、
全く取らないというのも、体にはよく無いですよね。
良質なオイルを体に取り入れることで、肌の調子が良くなったり、
代謝も上がって、便秘だって、解消されることもあります。
みなさん、今日からでも、お家にあるオイルの使い方、
見直してみては、いかがでしょうか?
【長崎県五島市・今村製油所」】


FFF料理長の村上有子先生が、
「椿油」を使って開発したお料理は・・・『押し麦とむきエビのサラダ』
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今回、椿油は、ドレッシングに使っています♪
押し麦のプチっとした食感、プリッとしたむきえびの食感
カリフラワー、ブロッコリーのコリっとした食感、
色んな食感が楽しめるサラダです!


◎◎◎ 材料(2人分) ◎◎◎
押麦  1袋(45g~50g)
ボイルえび  8尾
カリフラワー 1/2房
ブロッコリ- 1/2房 
→カリフラワーとブロッコリーは、
 小房に分けて塩茹でし、ザルにとります。


【椿油ドレッシング】
玉ねぎのみじん切り 大さじ2
粒マスタード 小さじ1
塩 小さじ1/2強
こしょう 適量
白ワインビネガー(又はお酢) 大さじ1
椿油 大さじ2


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎

(1)最初に、押し麦を茹でる。
  押し麦は水から茹でて、およそ30分ほど火にかける。
  30分たったら、ザルに上げて流水で洗って水気を切っておく。
(2)椿油ドレッシングを作る。ボールに玉ねぎ、粒マスタード、
  塩・こしょう、白ワインビネガーを加えよく混ぜ、
  塩が溶けたら、椿油を入れてドレッシングを作る。
(3)(2)のドレッシングに押し麦、エビ、
  塩茹でしたブロッコリーとカリフラワーを入れ和える。
  塩こしょうで味を調えたら出来上がり!器に盛って召し上がれ☆


★ドレッシングを作る時は、油を入れる前に、塩、こしょうを溶かしておく!
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油を入れてからだと、塩が溶けにくくなり、味がしっかりと出ないので要注意!


★カリフラワーとブロッコリーは、温かいうちに・・・
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ドレッシングと合わせると味がなじみます


*押し麦は、食べてみて、少し歯ごたえがあって、
 柔らかくなっていたら、茹で上がりです。


来週のFFFも、お楽しみに!