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5/10(TUE)のFFFは…

5/10(TUE)では・・・「葉しょうが」をピックアップしました。


今日は、静岡県静岡市にある、
JA静岡市の「久能葉しょうが委員会」の委員長、
石川文彦さんにお話しを伺いました。


日本で一番早く出回る、静岡県の「久能葉しょうが」。
海岸沿いにある久能地区は、砂地と温暖な気候なので、
他産地に比べると少し早い、3月上旬頃から収穫されています。
あまりに早く出回るので、静岡では桜と並ぶ春を感じる風物詩の一つ。
石川さんオススメの食べ方は、白味噌にレモン果汁少々と砂糖加えた、
甘めのお味噌で生で食べること。ポリポリと子供でも食べられるそうです。
この夏前しか出回らない貴重な葉しょうが。
ぜひ、爽やかな風味を楽しんでみて下さい☆
【静岡県静岡市・JA静岡市】
こちらから、新鮮な久能の葉しょうがを購入することが出来ます。


FFF料理長の村上有子先生が、
「葉しょうが」を使って開発したお料理は…
『葉しょうがのつくね焼き』
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葉しょうがをはちみつで煮て甘みをつけ、
つくねの生地で包み込んで焼いた一品です。
生姜の爽やかな味わいが、後を引く美味しさです!


◎◎◎ 材料(2人分)◎◎◎
葉しょうが 又は 谷中生姜
(水洗いし、20cm長さに切る) 4本

水 適量
はちみつ 大さじ1
砂糖 大さじ1


【鶏つくね】
鶏ひき肉 100g
玉ネギみじん切り  大さじ2
にんじんみじん切り 大さじ1
酒 小さじ2
小麦粉 大さじ1
塩 小さじ1/4


【合わせダレ】 → 下記の3つを合わせておく。
酒 50cc
しょうゆ 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ2

ゴマ油 適量


◎◎◎ つくりかた ◎◎◎
(1)最初にはちみつで葉しょうがを煮ます。
  鍋に生姜を入れ、生姜がひたひたになるまで水を加える。
  そこにはちみつと砂糖を加えて火にかけ、
  沸騰したら火を止めて、そのまま冷ましておく。
(2)次に、つくねを作り成形します。
  ボールにつくねの材料を入れたら手でよく混ぜ、4等分にする。
  ラップの上につくねと冷めた生姜を1つ分のせ、
  包み込むように生姜につくねを付ける。
  (つくねは生姜の白い部分だけに付けてください。)
(3)フライパンにゴマ油を入れ熱したら、
  つくねを付けた生姜を入れて焼き、
  美味しそうな焼き色がつくまで両面中火で焼く。
  余分な油をふき取り、合わせておいたタレを加え、
   汁気が無くなるまで煮絡めたら出来上がり☆


★20cm長さに切るには、上の緑色の部分を
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写真のように切ると、ちょうど良いです。


★葉しょうがに甘みを加える事で、
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辛味が少なくなり食べやすくなります。


★つくねは、葉しょうがの下の白い部分だけに付けて、
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成形してください。(緑の部分が串がわり。)


★つくねを成形する時は、ラップの中で成形すると、
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手も汚れずに作業がしやすいです。


★つくねを焼く時に、余分な脂を取ることで臭みが取れます。
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★タレを加えたら、煮汁はしっかりと煮詰めましょう。
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焦がさないように注意しましょう。


【☆豆知識☆】
葉しょうがを煮た時に残った汁は、
そのままホットドリンクとして飲むことが出来ます。
とても美味しいし、体も温まるので、ぜひ試してみてください!


来週のFFFも、お楽しみに!