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4月8日(月)のデリフラは・・・

4月12日に村上春樹さんの新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅」が
発売になるということで、「長~いタイトル」をテーマにお送りしました。
世界一長い映画タイトルは、アメリカ演劇界で最も権威のある、トニー賞を受賞した
劇曲を映画化した、1967年製作のイギリス映画

「マルキ・ド・サドの演出のもとに、シャラントン精神病院患者たちに
 よって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」 です。

ちなみに日本映画は、2008年に公開された
「HEY JAPANESE!Do you believe PEACE,LOVE and UNDERSTANDING?
2008 -2008年、イマドキジャパニーズよ。愛と平和と理解を信じるかい?-」
ということです。略して「ヘイジャパ」!

続いて、アルバムタイトルについてですが、
フィオナ・アップルが1999年にリリースしたアルバムのタイトルが
400文字以上あり、当時、世界最長のアルバムタイトルとされていました。
あんまり長いので、ご紹介は邦題のみにします。『真実』。シンプルですね~

しかしこの記録は、2008年にチャンバワンバがリリースしたアルバムに
更新されてしまいました。そのタイトルは800文字以上ありますが、
公式サイトでも、『THE BOY BANDS HAVE WON』と短く表記されています。

それ以外にも、小説の世界で、「ロビンソー・クルーソー」として知られる
作品のタイトルが、実は、
「ヨーク生まれの船乗りロビンソン・クルーソーの人生と、その驚きに満ちた冒険。
船が難破したため、彼以外の船員が全員死亡し、彼自身は船から投げ出され、
アメリカ大陸の海岸、オリノコ川の河口近くの無人島で28年間たった一人で暮らした。
海賊に発見されるまで続いた、その暮らしに ついてつづったもの」

という、非常に長いものだということなどをご紹介しました。

昔から、タイトルと言うのは、その作品のいわば“顔”ですから、
憶えやすく、短いものが多かったのですが、最近はそれを逆手に取って、
あえて長いタイトルをつけることがあります

しかし、ラジオなどの放送メディアで紹介するのは、大変なんですよね~!

大橋画伯の本日の作品


♪本日のオンエア楽曲♪
M 「現在地」 by 新山詩織 with THE GROOVERS
M 「Long Train Running」 by The Doobie Brothers
M 「それでも暮らしは続くから 全てを 今 忘れてしまう為には
   全てを 今 知っている事が条件で 僕にはとても無理だから 
   一つづつ忘れて行く為に 愛する人達と手を取り 分け合って 
   せめて思い出さないように 暮らしを続けて行くのです」 by BEGIN