今日は、熱帯植物園を特集しました。
1年中温かくて、たくさんの花を咲かせて、トロピカル気分を味わえる熱帯植物園、厳冬のこの時期に行くとしみじみ温室の温かさを実感することができます。
この熱帯植物園、歴史を紐解くと、古くはエジプトのアレクサンドリア図書館の付属庭園で各地の植物を集め、研究の対象として展示していました。
現在のような形は、1840年、イギリスロンドンに完成した国立の植物園「キューガーデン」がはじまりです。
一般開放されていて、2003年には世界遺産にもなっている「キューガーデン」の広さは120ヘクタール。
ロンドンの寒い冬を嫌う市民にも、愛されているようです。
「キューガーデン」と並ぶ、世界的な熱帯植物園といえば、インドネシアの「ボゴール植物園」。
ジャワ島中西部のボゴール市に存在し、その規模はキューガーデンに勝るとも劣りません。
この植物園がもたらしたものは数知れず。
例えば、タピオカの原料となるキャッサバやマラリアの特効薬として知られるペルー原産のキニーネ、そしてアメリカ大陸原産のタバコや、アフリカ原産のコーヒーなどの普及もここから始まっています。
今週は強烈な寒波が日本に居すわるようですが、アナタのお近くの熱帯植物園で真冬ならではの楽しみをみつけてみては如何ですか?。
♪MUSIC LIST♪
M1:SHAKE IT OUT / FLORENCE+THE MACHINE
M2:PAIS TROPICAL / SERGIO MENDES
M3:(NOTHING BUT)FLOWERS / TALKING HEADS