今日は、「スマートハウス」に注目しました。
情報技術を駆使して家庭内のエネルギー消費を最適にするスマートハウスは、日進月歩しています。
中でも現実にスマートハウスの開発が進んでいるのが、トヨタホーム。
先月、国内初となる家とクルマを連携させたスマートハウス専用住宅「シンセ・アスイエ」を発売。
エネルギーをコントロールするシステム、｢ホーム・エネルギー・マネジメント・システム｣を軸に、太陽光発電、電気自動車の充電器などを標準搭載しています。
自動車メーカーだから、車との連携も充実しており、家の中から車の充電状況が確認できたり、出かける前から車の冷暖房をかけたりと、リモートコントロールも可能です。
　　　　　　
住宅メーカーも自動車への歩み寄りを見せています。
今年の東京モーターショーに参加した積水ハウスでは、自動車の燃料費がゼロになる住宅を発表。
停電時でも充電できることがメリットで、災害への強さもアピールしています。
　　　　
電機メーカーもスマートハウスを大規模にした、｢スマートシティ｣構想を競っています。
東芝は、大阪の中心部から電車で２０分と便利な郊外の茨木市に、１８ヘクタール、東京ドーム４個分もの空き地を使って｢賢いニュータウン｣、スマートシティを作ることを発表。
個々の住宅がスマートハウスなのはもちろん、大規模な太陽光発電や、コージェネレーション、電気と熱の両方を供給するシステムを作り、タウンの内部を走るバスは電気自動車にするなどして、外部からのエネルギーがほとんど必要ない、夢の街を作ろうとしているんです。
　　　　　
パナソニックもほぼ同じような構想のスマートシティを、神奈川県藤沢市に作ろうとしているようです。
面積はおよそ１９ヘクタール。
ここに、住宅およそ1000戸と商業・公共施設などを作り、3000人が住む｢スマートシティ｣を作ろうとしているのです。
目標は、街全体のCO2排出量を1990年比で70％削減すること。
開業は、２０１３年の予定としています。
　　　　　　
電話に続き、家もまた｢スマート｣な時代となっているんですね。
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　
♪MUSIC　LIST♪　
M1：LEGO　HOUSE／ED　SHEERAN　
M2：DON’T　DREAM　IT’S　OVER／CROWDED　HOUSE　
M3：OUR　HOUSE／ＭADNESS