本日は、今年で終わってしまうというドラマ「水戸黄門」の
モデルとなっている水戸藩2代目藩主
「水戸光圀」について素顔に迫ってみました。
　

番組では水戸へ取材訪問。
茨城県立歴史館の史料学芸部 学芸課長の永井さんにお話を伺いました。
　
　
水戸光圀は、文化政策に力を入れた人物として有名。
彼の行なった大事業といえば「大日本史」の編纂。
なんとこれには光圀が亡くなった後も続き、
完成まで250年もの歳月を費やしたそうです。
　
大日本史の編纂の際、
光圀は古墳を発掘調査をしたそうですが、
このような学術的な目的で史跡を発掘調査した人物は
世界で初めてじゃないかとも言われているそうです。
　
また、光圀は民衆の生活に非常に興味を持っていた人物としても有名です。
民衆の生活水準を大きく向上させたと言われるのは
「笠原水道」の整備。
これは当時としては最高水準の技術でつくられたものだそうです。
　
また、隠居後も光圀は民衆と非常に近しく触れ合いながら余生を過ごしたと言われ、
テレビでおなじみの格好で領内を歩いて回っていたそうです。
隠居生活で暮らした西山荘の前に田んぼをつくって米を育てていたり、
家臣にうどんを自らうって振舞ったりなど、
料理にも興味があり、周りで暮らしている全ての人々に
興味を持っている人だと言えそうです。
　

　
♪１　：アイガアル　／　EVERY LITTLE THING
♪２　：COME ON　／　THE ROLLING STONES
♪３　：LAST DECEMBER　／　PRINCE