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3月8日(月)のデリフラは・・・?

今日は春に向けて旅を楽しみたい、「鎌倉」を取り上げました。
   
都心から電車でおよそ1時間の鎌倉は、関東地方では昔から定番の観光名所ですが、最近新しい鎌倉の楽しみ方が出てきています。
ブームに火をつけたのが、吉田秋生さんの最新作「海街ダイアリー」。
鎌倉で暮らす三姉妹の元に、母が異なる妹のすずが加わり、ちょっと複雑な4人の生活を中心に描かれています。
     
実在する鎌倉のスポットや風景を舞台に繰り広げられており、江ノ島電鉄や佐助稲荷神社、紅葉谷、極楽寺坂切通しなど、登場人物の複雑な心理描写を交えて語られるため、
「実際にあの場面に行ってみたい」というファンが急増。
まるで、映画ロケ地をめぐるかのような、鎌倉の新たな楽しみ方が生れているのです。
  
さらにこのようなファンのために、吉田秋生さんが監修にたずさわった、鎌倉ガイドブック「すずちゃんの鎌倉さんぽ」が発売されました。
鎌倉の寺社仏閣などはもちろん、「海街ダイアリー」に出てきた名場面が、地図つきで分かるとあって、これを片手に鎌倉をめぐる人も増えています。
 
では、入り口はマンガからという方でも、実際にいくのであれば、どこがおすすめなのか?
まず、この時期ならではの場所といえば、春の訪れを一番最初に伝えてくれる梅の名所めぐりです。
ちょうどしだれ梅が見ごろを迎えているのが、JR横須賀線、北鎌倉から徒歩3分の、東慶寺や、花のお寺としても有名な海蔵寺です。
  
甘いもので一休みするのにおすすめは、鎌倉駅東口バスロータリーをはさんで目の前にある、「かまくらカスター」。
鎌倉のお土産の定番です。
 
続いて、江ノ電に揺られておよそ8分、「極楽寺」まで足をのばしましょう。
「極楽寺」は、マンガ「海街ダイアリー」で4姉妹が暮らす場所です。
また、極楽寺坂を下り、足を延ばすと、あのオバマ大統領も、幼少期に訪れて、抹茶アイスクリームを食べた思い出があるという、高徳院の鎌倉大仏があります。
  
お土産屋さんめぐりも旅の醍醐味のひとつ。
高徳院の門前の近くには、おしゃれなあぶらとり紙と和紙を専門に扱うお店、「鎌倉 四葩」があります。
化学薬品を使用せず、厳選された天然の素材のみを使用、
高度な和紙製法で漉いているこちらのあぶらとり紙は、美容フリークの女性の間で大人気です。
  
旅の締めくくりには、なかなか予約が取りづらい人気のイタリアン・ レストラン「ロアジ」でのお食事がおすすめ。
江ノ電の腰越駅で下車。腰越交番の並びにあるこちらのお店、お店の前の路面を、江ノ電がゴトゴトと走る、鎌倉ならではの風景が広がっています。
鎌倉産の野菜と、地元の鮮魚を使った料理が人気。
  
絶品料理をほおばりながら、時折通る江ノ電をウインドウ越しに眺め、鎌倉の旅を振り返るのも良いですね♪

M1:HOT DOG / THE BAWDIES        
M2:天気雨 / 荒井由実
M3:TAKE IT EASY  /  EAGLES